HSPの社会生活

明けましておめでとうございます。
新しい年がより多くの新しい喜びをもたらすものであるようお祈りいたします。

一年の初めに抱負や何らかの誓いをたてられた方も多いのではないでしょうか。
HSPのあなたは何を願われましたか?

今年こそ会議で堂々と発言できるようになる?
体を鍛えて持久力をつけたい?
それとも、周囲に煩わされない穏やかな毎日を?

とても敏感なHSPだからと言って、望みや願いを制限する必要なんてどこにもありません。
HSPであろうとそうでなかろうと、誰だって自分が心から求めることを実現できたら最高です。
そして、HSPのあなたは「自分が心から求めること」に少しばかり敏感です。

けれど、今までの人生でその思いにフタをしてきたかも知れません。
そのフタを開けて、自分が何をしたいのかを知る第一歩は、ありのままの自分を知ることです。
前回【HSPが楽に生きる“コツ”】までにお話しした、

① HSPであるわたしを知る
② HSPであるわたしを受け入れる

作業を続けていくためにも、

③ HSPであるわたしとの付き合い方を見つける

ことは、とても重要です。

①で自分が苦手とする刺激(物事や状況)が分かってきたら、それらを上手にマネジメントすることが必要になります。
敏感なわたしが対応可能なレベルに刺激を抑えるのです。

少し勇気を出して、自分で変えられるものは変えて良いのです。
誰かが気を悪くするんじゃないか、変に思われないだろうか、と気になりますか?
そうしたら、リフレーミングの出番です。
その思いを味わって(じっくり観察して)、「一体この思いは何を求めているのだろう?」と自分に問いかけてください。
そうして、もっと楽にその求めるものが得られる方法を見つけましょう。

残念ながら、自分ではどうすることも出来ないケースももちろんあります。特に人間関係や仕事がらみでは思うに任せないことも多いものです。
それならば、その状況や物事、人物を出来る限り回避します。

え、回避!?

はい、逃げることは立派な戦略です。
実際、危険が身に迫った時に生き物は、逃げるのか戦うのか、より有利な方を選択します。
あえて直面する必要がないなら、無理にリスクを取ることはありません。
迷う時は、受けるダメージと回避した場合の損失とを天秤にかけて、現実的な選択をすれば良いのです。
これも初めは勇気のいることですが、どうか練習してみてください。

そして、どうしても避けて通れない時には、後から一人静かに心身の疲れを取る時間を必ず設けましょう。
一人になることはとても大切です。それぞれの事情から、一人の時間を持つことが難しい方はいらっしゃると思います。特に女性には多いでしょう。とにかく、5分でも10分でも構いません。何とかひねり出す工夫をしてみてください。
疲れた自分を癒してあげることは、リフレッシュして新たな活力を得るために欠かせません。
責任感が強い頑張り屋さんには特に必要です。
より良い仕事(職業上のものだけではありません)をするためにも自分自身のケアを忘れないで欲しいのです。

周囲の影響を受けやすいHSPにとって、一人になる時間を持つことはストレス耐性を高める上でも重要です。
ストレス耐性とは、文字通りストレスに抵抗する力を指します。
敏感でストレスを受けやすかったとしても、ストレスへの抵抗力を高めることで影響を受けにくくなります。

秘訣は、規則正しい生活、バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度に体を動かす、と言った基本的な生活習慣を整えることにつきます。

え、当たり前すぎ!?

はい、本当に。
基本的な生活習慣が整うとは、体が健康になると言うだけでなく、オンとオフが上手に切り替えられていると言うことです。
HSPに限らず現代人の生活は、神経がたかぶった常時“オン”になりがちです。
オンの状態ばかり続けば、いずれ心身の不調を招いてしまいます。
意識してオン・オフを切り替える習慣をぜひ身につけてください。
“オフ”のスイッチを入れるリラクセーション法には様々ありますが、簡単で誰にでも出来るものに「呼吸法」があります。
基本は腹式呼吸です。ふーっと口をすぼめて息を吐き、吐き切ったら倍くらいの時間をかけて鼻から息を吸う、これを繰り返します。
吐く時はお腹が凹み、吸う時は膨らむイメージをしながら1分以上続けます。
深い呼吸を意識的に行うことで、オン・オフを司る自律神経に効果的に働きかけることができます。
慣れてきたら、息(吐く息、吸う息)に意識を集中すると瞑想のような効果が得られ、自身の内面に敏感なHSPに深い安らぎをもたらしてくれます。

また、くよくよと考え込んだり、気分がモヤモヤするような時には、リラクセーションより体を使って発散する方が効果的です。
運動ばかりとは限りません。悲しい映画を見て思いっきり泣く、カラオケで好きな曲を熱唱するなど、スカッとする自分なりのストレス解消法をたくさん見つけてください。
音楽から影響を受けるHSPは多いようです。気分を落ち着かせてくれる、元気を出してくれるなど、その時の気分に合う自分だけの好みの楽曲を用意しておくこともいいですね。

一度に全部に手を付ける必要はありません。
HSPのあなたには直観という贈り物があります。
ぜひ、ご自分が「これ!」と感じたものから始めてみてください。

完全予約制のカウンセリングルームです。
まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。

ご予約・お問い合わせはこちら

Pocket