ヒプノセラピー大誤解

スピリチュアルセラピーをご存知ですか?

今はメディアで取り上げられることも多く、書籍もたくさん出ていますね。
スピリチュアル(spiritual)と言う言葉は、もともと「霊的である」または「宗教的である」を意味します。
一般的には、今の科学では説明できない神秘的な現象や、心霊的な世界観を説明する言葉になっているようです。
セラピーとしては、心理セラピーに近いものからオカルト的なものまで幅広く存在しています。

さて、なぜ唐突にスピリチュアルセラピーの話題が出てきたのか?不思議に思われていますよね。
ヒプノセラピーをスピリチュアルセラピーの一つと漠然と信じている方が、少なからずいらっしゃるからです。

ヒプノセラピーは心理セラピーの一つです。

ヒプノ(催眠)には、実に様々な誤解がつきものです。
一番は“ヒプノセラピー=前世療法”の一人歩きかも知れません。

「前世療法」は、米国の精神科医、ブライアン・ワイス博士の著書によって一気に広がりました。
博士が治療のため、恐怖症の患者に幼い頃に戻る退行催眠を施したところ、患者は生まれるより以前のいわゆる前世にさかのぼって、そこでの様子を語り出し、その後も何度か過去世について語った、という体験から綴られた内容です。
原題は“Many Lives, Many Masters”(直訳すれば「多くの生、多くの師」)。
この本の翻訳が日本で出版された時のタイトルが「前世療法」です。
「前世療法」を読んでヒプノセラピーを知った方も、多かったのでしょう。

個人的な信念は別にして、前世とは科学的に検証できる対象ではありません。
いきおい、ヒプノセラピー=前世療法=スピリチュアル、との図式ができ上がっても、残念ながら無理のないことです。

退行催眠とは、幼少期に戻ってトラウマとなっている出来事を再体験するセラピーです。詳しくは後日に譲りますが、本来、心理セラピーとしての退行催眠に前世療法は含まれません。
ただ、確かに、退行催眠中に過去世と呼ぶべき体験を語る方は珍しくありません。

セラピーにおいて大切なことは、その体験が事実かどうかではなく、今その体験をしていることにどんな意味があるのかです。
それを見つけられるなら、幼少期を体験しても過去世を体験しても、どちらだって構わないのです。

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