退行催眠の話

ヒプノセラピーには「退行催眠」と呼ばれる技法があります。
年齢退行と言って、催眠を利用して年齢をさかのぼり幼い頃の記憶を再体験することで、現在の問題を解消します。

強迫症や不安症、パニック発作などと言った神経症とまでいかなくても、繰り返し日常生活にマイナスの影響を及ぼす言動は多くの人にみられるものです。

人前に立つなど特定の状況に強い不安があって、普段なら楽にできるはずのことが緊張のあまりできなくなってしまったり、決まったタイプの人や場所などが苦手であったり、自分の性格のせいだと自分を責めている方も多いかもしれません。
また、「~でなければならない」「~しなければならない」、と「ねばならない」から物事を決めていませんか?

このような無意識的な言動は、変えたいと思ってもなかなか変えることができず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実は、こうした悩みの根本には、幼い頃に心に傷を残した体験があることが多いのです。
ストレス障害をもたらすほどの強烈な体験である必要はありません。むしろ、そんな経験をしたことさえすっかり忘れてしまっている出来事であることがほとんどです。それでも、幼い子供の心には圧倒的な出来事と映るような体験です。

思い出すことは無くても、今日までネガティブな影響を受けてきました。
退行催眠では、その根本にある体験を当時に戻って思い出し、もう一度経験します。
そして、今度は大人の心で、その経験に新しい意味を見出します。

子供だったから仕方がなかったのかも知れません、思い違いだったのかも知れません、実は他の意図があったことに気づくのかも知れません。
良いも悪いもない、あなただけの気づきや学びを得ることが大切です。
それができると、幼い子供の心が癒され、感動的な体験をすることができます。

この作業は、ネガティブな体験を新たな視点で捉え直す「リフレーミング(枠組みを外すこと)」と呼ばれる作業と同じです。
リフレーミングは、心理セラピーで重要な役割を果たす概念です。ぜひ覚えておいてくださいね。

ヒプノセラピーは、普段ほとんど意識しない無意識に働きかけるセラピーです。
意識している、いないに関わらず、無意識もまた私たちの心の一部です。
その奥深くに傷があるなら、それはいつか表面に表れます。
問題が起きたように見えるかもしれません。けれど、そうと気づきさえすれば、傷を癒し痛みを手放すタイミングでもあるのです。

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